虹梅南路の西南農貿市場で、3月15日(日)、規定量を超えた水分を含む牛肉が発見される騒ぎがあった。
問題の牛肉は浙江省嘉善産のもの。
在庫の5㌔余りは直ちに全て回収され、市場内の該当部門は、3カ月間の営業停止処分となった。
中国では、業者が牛肉を少しでも高く売るために、胃の中にホースで水を入れるなどでの方法で、牛肉に水分を多く含ませて重くすることがある。
これを防ぐため、政府農業部では、牛肉の水分含有量を最大77%までとする規定を設けている。
しかし嘉善産の牛肉は、以前にも規定を超える78~79%の水分を含んでいたことがあり、市最大の牛肉卸売市場である曹安市場では、春節前より「取り扱い禁止」とされ、春節後は一切取引をされていなかった。
(3月16日)
~上海ジャピオン3月20日 発行号より