今回は野口さんからの紹介で、約30足ある同じデザインのソックスが自慢という波多野さん宅を訪問する。
いつも履いているソックス
友人も欲しがる 記念のソックス
03年9月より、上海で社会人生活を始めた波多野さんは、仕事の合間を縫って語学学校に通い、中国語を身に付けた。現在、平日は仕事、土日は所属しているサッカーチームの練習に参加したり、友人と飲みに出かけたりして過ごしている。
引っ越してまだ約1ヵ月という部屋の物干し場には、なぜか同じソックスが何足も干されている。「以前働いていた店のフライヤーとして作ったものなんです。足の裏の部分に店名をデザインしていて、なかなかいいんですよ。30足くらいあると思います」。まだ足を通していないものも数足あり、大切に履いているそうだ。
ワールドカップ サッカーに夢中
最近、同年代の中国人友人と飲みに行く機会があったそうで、「こちらの人は、お金を出し合ってボトルやピッチャーでお酒を買い、みんなで同じものを飲んだりするんですね」と日本との違いを発見したりしているとか。
また現在、ワールドカップサッカー・ドイツ大会が開催中。サッカー好きの波多野さんはもちろん、サッカー情報の入手に忙しい。自国日本の試合日には、プロジェクターのあるバーで友人たちと盛り上がる予定だ。「先頭きって、応援しますよ」と、閉幕まではサッカー一色の生活になりそうだ。
物件情報
地区:長寧区
間取り:1DK/50㎡
家賃:2000元/月
築年数:10年
サービス:家具家電製品込み、管理費込み
交通:地下鉄の駅まで徒歩30分
⇒Next week
友人の北条さん宅には、大きくて深いバスタブがあるんです。1日の疲れがすっかりとれるそうです。
~上海ジャピオン2006年6月16日発行号より