上海市の映画会社が最近、2016年度の最終報告書を発表。市の映画会社が昨年手掛けた映画作品数は計32本で、総興行収入が約40億元と、一昨年の3倍を記録したことがわかった。
昨年、興行収入1億元を超えた作品は12本。中でも上海電影(集団)有限公司らが制作した映画『盗墓筆記』は10億元を突破するヒット作品となった。また上海極客文化伝播有限公司が携わった映画『七月与安生』は第53回台北金馬映画祭で、最優秀主演女優賞など6部門の大賞を獲得。同社関係者は、今年は史実や歴史をテーマにした映画をメインに制作する予定だと話す。
~上海ジャピオン2017年1月6日発行号