支付宝、8割がスマホで利用 財布を持たない市民が増加

「阿里巴巴集団(アリババ・グループ)」傘下のリサーチ会社「阿里指数」は1月2日(火)、オンライン決済システム「支付宝(アリペイ)」の2017年度利用統計データを発表。上海市の支付宝ユーザーのうち82%が、スマートフォンなどの携帯情報端末から同システムを用いていることがわかった。

また同社によると、ショッピングサイト「淘宝(タオバオ)」などの商品検索で「財布」と検索された回数が、統計開始後初めて減少に転じたと言い、財布を持たずに出掛ける国民が増えていることを示唆した。一方、17年度は36の国と地域で支付宝の利用が開始され、市民が海外で支付宝を利用した回数は昨年比280%増だった。

一方支付宝内の信用調査機構「芝麻信用」のポイントを貯めると、提携先のアプリなどのデポジット支払いが免除される制度に関して、市民が同制度を用い免除したデポジットの総額は19億元に及んだ。

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(写真は新浪より)
~上海ジャピオン2018年1月12日発行号

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