上海市普陀区政府は最近、区内の蘇州河沿い一帯における整備工事案「蘇河十八湾」を公表。複合商業施設「天安陽光・千樹」の一期工事が、2019年末までに完了することがわかった。
同複合施設は総面積約30万平米で、東棟・西棟に分かれる。そのうち地下3階、地上9階建ての西棟が19年に営業を開始予定。22年に完工する東棟は地下3階、地上19階建てで、商業施設や宿泊施設、オフィスが入居する。この複合施設は2つの山に見立てられ、樹木や緑に覆われると言う。さらに工事案では、莫干山路埠頭の建設やアート空間「M50創意園」のリニューアルなどにより、全長6㌔にわたる遊歩道を一帯に設置することなどが挙げられた。
そのほか、嘉定区では7月19日(木)、「嘉定紫藤園」や上海大学などを囲む環城河沿いに全長6・5㌔の遊歩道が竣工。川と自然が織り成す景色が、中国十大名画「清明上河図」のようだと、市民から好評を得ている。
(写真は新浪より)
~上海ジャピオン2018年7月27日発行号