個人所得税の改正案が可決 低・中所得者の税負担額低減

全国人民代表大会常務委員会は8月31日(金)、上海市を含む中国各地を対象にした個人所得税法の改正案を可決。10月1日(月)から、基礎控除額が現在の3500元から5000元、年6万元に引き上げられ、低・中所得者の税負担額が大幅に下がることがわかった。

改正案施行後は、社会保険料などを除く月収が5000元の人は個人所得税が45元から無料に、1万元の人は745元から290元に、2万元の人は3120元から1590元になるなど、負担額が従来の16~71%ほど低減。また改正案には追加控除項目に教育費や住宅ローンの利息、大病の治療費などが含まれるが、これらは2019年1月1日(火)から適用となる。

ほか上海市緑化和市容管理局は近頃、ゴミ分別に関するハンドブック「上海市生活垃圾全程分類宣伝指導手冊」を市内全域に配布。ゴミ分別の方法や、その必要性について解説している。

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(写真は東方ネットより)
~上海ジャピオン2018年9月7日発行号

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