部屋はアート作品の発表会!
今回は菁菁さんからの紹介で、手作りのアート作品が部屋を賑わせる芸術肌の広瀬さん一家を紹介する。
アート大好きの姉妹
お姉ちゃんは作家志望
2003年の春、SARSで世間が揺れる中、広瀬さん一家は北京から上海に渡って来た。その家族の自慢の一員として、芸術肌な面を見せてくれるのが、ふたりの仲良し姉妹だ。
上の月奈(るな)ちゃんは、現在小学5年生。この9月から、中国インターナショナルクラスの英語部に転校する事を、自ら決めたというしっかり者だ。そんな彼女の自慢の品は、小学校1年生の頃から書き溜めてきたオリジナルの絵本だ。「絵を描いたり、物語を考えたりすることが大好き」という月奈ちゃんは、その表現への想いを絵本として形にしながら、年齢が上がるごとに絵やストーリーのレベルを向上させてきたそうだ。将来の夢は作家と、自分の絵本を前に照れながら話す。
また、下の美風(みふう)ちゃんは、まだ幼稚園に通っている歳だが、お姉ちゃんに負けず劣らず自分を表現することが大好きだ。
特に夢中なのが図工で、自作の絵をプリントした美風ちゃん特製のマグカップは、幼稚園のコンクールで入賞した。色使いがお気に入りだそう。
手先の器用さは絶品 多趣味の奥様にも注目
部屋の中には、姉妹ふたりのアート作品のほか、妻の淳子さんが作ったものもある。「もともと習い事が好きで、テニスやお茶もやっていたんです。それで最近、ビーズを習い始めたんです」と楽しそうに話す淳子さん。数々の細かいビーズの粒が、見事なオリジナルのアクセサリーに変身している。
取材当日は、あいにく旦那さんが不在だったが、手作りのアート作品に囲まれた住まいは、家族全員の幸せがすぐに伝わってくる雰囲気に満ちていた。
(人物写真)左 月奈ちゃん 中央 美風ちゃん 右 淳子さん
(写真左下)淳子さんお手製のビーズ作品
(写真右下)金魚たちがアクセントのリビング
今週の物件情報
地区・・長寧区
間取り・・3LDK
家賃・・非公開
築年数・・8年
サービス・・家具家電製品込み、BS1・2、プール、スポーツジム、日本人学校バス、オートロック、NHKワールド
交通・・バス徒歩1分
⇒NEXT WEEK
友人の宮本さん宅には、何種類ものお茶が揃っています。お茶の鑑定資格だってあるそうですよ。
~上海ジャピオン9月1日発行号より