北京市の人民大会堂で3月5日(金)、全国人民政治協商会議と第13回全国人民代表大会(全人代)の〝両会〟が開幕。2021~25年における第14次五カ年計画(〝十四五〟)の審議などを行っていることがわかった。
また今年は、中国共産党100周年の節目。今回の〝両会〟では〝十四五〟計画及び、35年までの長期的目標要綱草案の審議が、最重要課題だという。特に農村部における貧困問題の解決や雇用機会の安定、国民の生活水準向上に関する提案を議論。また昨年の〝両会〟では明示されなかった毎年の経済成長率に関しても、今年は具体的数字が出るのかどうかが注目されている。
ほか同大会では、児童誘拐事件の刑期を最低10年以上とすること、新生児の身分登録時に指紋採取を義務付けることなどの提言が上がっている。なお11日(木)には、国務院総理が記者会見に登場する。
(写真は東方ネットより)
~上海ジャピオン2021年3月12日発行号