上海市虹口区の小学生では最近、ある児童が休暇中に新型コロナウイルス陽性者と接触したことが発覚し、学校が即時封鎖、教師と児童が48時間外出禁止の措置が取られたことがわかった。
生徒と教師はいずれも封鎖された校内に留まってPCR検査を受け、陰性結果が出た者から自由行動が許可された。学校宛てに届けられた支援物資も多く、子どもたちは寝袋にくるまって眠ったという。
また静安区の商業施設「静安嘉里中心(南区)」でも48時間の集団隔離措置が取られた。モールで働く人は「封鎖すると知らせを受けた時はとても動揺したが、モールの補助もあり、店舗同士で助け合った」と状況を説明、封鎖中は寝袋や食料、洗面用具なども用意され、快適に過ごせたという。封鎖解除の瞬間には拍手が起こり、隔離を終えた人々は静安区政府が用意した200台の車両で自宅へと送られた。(3月12日)
(写真は東方ネットより)
~上海ジャピオン2022年3月18日号