上海市に本社を構える旅行予約サイト「Ctrip(携程)」は最近、6月25日(木)~27日(土)の端午節休暇における旅行予約状況を発表。上海市や広東省広州市、深セン市、四川省成都市、浙江省杭州市、重慶市、江蘇省南京市、陜西省西安市が人気目的地であることがわかった。
特に上海市―海南省三亜市、上海市―重慶市、上海市―成都市が人気航空路線。また、ロックダウン(都市封鎖)が解かれた湖北省や同省武漢市旅行の業務も30%増えているという。同省では一部都市において、団体旅行のみ受け付けている。
しかし今回の旅行人気は、清明節休暇時には及ばないうえ、北京市で起きた新型コロナウイルス感染症流行の第2波が、旅行マーケット全体に影響を及ぼしている。同市では16日(火)、緊急対応レベルを3から2に引き上げており、端午節連休も旅行者増加は見込めないという。
(写真は新浪より)
~上海ジャピオン2020年6月26日発行号