上海市松江区にある辰山植物園で最近、ハナカイドウが見頃を迎えている。
園内には約30種類のカイドウが展示されており、中国原産のハナカイドウやシベリアリンゴ、ミカイドウなど、様々なカイドウの花を約半月ほど楽しめる。また宝山区にある顧村公園では、10日(日)時点でのべ158万人が桜の花見に訪れ、過去5年間の「桜祭り」期間中の最高来園者数をすでに更新した。同園では15日(金)まで桜祭りを開催する。
日本でも近頃、多くの中国人観光客が花見に訪れている。3月下旬~4月中旬に花見に訪れた中国人観光客は、のべ50万人。昨年と比べ約5割増加し、渡航費用は1人当たり2万元であった。
そのほか日本の相木原外務副大臣は最近、2020年までに年間4000万人、30年までに6000万人の外国旅行客を誘致するため、中国を含め多くの国に対して、ビザ免除措置を検討していると発表した。
~上海ジャピオン2016年04月15日発行号