中国コスメトーク 第257回 南京中医薬大学文創の「紫草・乳香せっけん」

 

南京中医薬大学の専門知識を生かし、中医薬文化を日用品へ落とし込むシリーズ。大学の科技園管理会社が香袋や手作りせっけん、練り香水などを企画・開発し、伝統と現代の暮らしをつないでいる。

 

ブランド売れ筋ランキング

1位 安眠香袋(助眠安神香囊) 28元

2位 福満安康香袋(福満安康香囊) 39元

3位 杏林練り香水(杏林香膏) 29元

 

 

箱から薬草の香り

キ わーこの石けん、箱を開けた瞬間から、漢方系のいい香りがします!

み すごく落ち着く香りね。灰色というか、黒っぽい石けんは珍しいね。

キ 商品写真ではもっと黒かったんですけど。薬草せっけんらしい素朴な色ですよね。

み 「紫草乳香皂」ってあるけど、これってどんなせっけん?

キ これは南京中医薬大学が手掛けている、低温製法で作った75㌘の草本せっけんです。

み へえ、大学が日用品まで作っているのね。

キ 専門知識を、香袋や練り香水、手作りせっけんへ展開しています。

 

大学発の草本石けん

み この茶色には、どんな漢方が入っているの?

キ 紫草、桑白皮、地丁草、乳香、没薬の5つです。

み それぞれ、どんな役割があるんだろう。

キ 紫草は熱を冷まし、血の巡りを促して解毒。地丁草は熱を冷まし、腫れを抑えるとされます。

み 桑白皮は?

キ 桑の根の皮で、肺の熱を冷まし、水分代謝を促す生薬です。

み 乳香と没薬は、香りの名前みたいね。

キ そうです、どちらも香りのある樹脂ですね。

み 紫草はかゆみ止めとしても有名だよね。

キ ほかにも。山茶油や小麦胚芽油、オリーブ油なども配合し、低温で固めています。

み 漢方の大学が開発した商品、お土産にもよさそう。

キ 泡立てると薬草の香りも楽しめます。使うのがもったいない~。

み 大学発だけに、最初の研究課題は「いつ泡立てるか」ね。

 

 

 

 

 

~上海ジャピオン2026年10月30日号

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