天然的生活~伸筋草(ヒカゲノカズラ)

ヒカゲノカズラで足腰快適
ヒカゲノカズラは、
ツル性のシダ植物で、
北半球に広く分布しており、
日本では沖縄を除く全土で見かけられる。
和名は「日陰の蔓」だが、
日当たりの悪い場所には生息しない。
水の中でも腐りにくいため、
金魚や鯉の産卵場に藻の代用として使われたり、
「石松子(せきしょうし)」と呼ばれる胞子嚢は、
皮膚ただれに散布する丸薬として使われてきた。
近年では、
ドライフラワーやアート素材、
高級料亭で川魚などに添えて飾る例もあるようだ。
中国でヒカゲノカズラは、
伸筋草と呼ばれており、
その名の通り、
足腰の筋肉を柔らかく伸ばし、
足腰の痛みの緩和が期待できる。
中国医学では、筋肉が硬く、
凝りやすい人は、
肝機能が弱っていると考えられており、
伸筋草は、
肝機能強化の効能がある生薬に属している。
また、血行を良くする働きもあり、
手足の痺れにも効き目があるとか。
ヒカゲノカズラは
主に漢方専門店で扱われており、
煎じて飲むのが主流。
ただし、咽が乾きやすい人、
のぼせやすい人は飲用を控えよう。
そのほか、
傷などの外用薬などにも使われている。
立ち仕事が多く、
足腰に疲れや痺れを感じる人に
オススメのヒゲノカズラ。
マッサージと併せて
身体の中から筋肉の凝りをほぐしていこう。

~上海ジャピオン2012年7月6日号

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