File No.07
Shnaghainese
―ヘブンオンアース モダンチャイニーズ―
金色の笑顔溢れる
訪れたゲストを満面の笑みで出迎えるのは、壁に鎮座する48体もの金色の弥勒仏。「レストランはもちろんゲストにも金運を」との願いを込めて置かれた弥勒仏は、オープンから1年と待たずにレストランアワード「上海タトラー」受賞をもたらした。
泰康路からもほど近い同店は、上海料理を基本に北京も四川も広東も一度に味わえる創作レストラン。店内は、紅、金、黒でまとめられ、伝統中国と世界の最先端へと向かう上海の姿を象徴するかのようだ。
1.香港人映画監督がオーナーの同店は、芸能人も訪れる
創作中華で驚きを
創作中華を掲げるだけあり、メニューには様々な食材が躍る。高級中華の代表フカヒレから、庶民派の蛙料理まである。
中でも好奇心をそそられるのは、テラコッタの鳥の姿で登場する「面包??鶏(58元)」。服務員によって背部分のパンが切り開かれると、とろとろのカレールゥの香りが湯気に乗って立ち上り、鼻腔をふわりとくすぐる逸品だ。
さらには、蟹料理や広東点心、香港デザートまで揃え、アテンドにぬかりなしのラインナップ。次のレストラン選びにはもう迷わない。
2.回鍋魚柳(38元)。くさみのない魚とスパイシー
な味付けが食欲をそそる
3. 面包??鶏(58元)。注文後に焼きだすため40分は
かかるが、待つ価値あり
店名: 天与地中華料理
住所: 建国中路25号8号橋2期8号楼3階
電話: 6137-9379
営業時間: ランチ 11時~14時、ディナー17時半~22時半
予算: 50~80元
席数:150席
~上海ジャピオン6月13日発行号より