天天と凧揚げに

ここ最近の冷え込みは尋常じゃないな。家から一歩も出ない日が何日も続いているぞ。これはいかんいかん。「ミィミィ、こんな所にいたのか。今日は風が強くて凧揚げに打って付けだぜ、広場で飛ばして遊ぼうぜ」。ガキ大将の天天か。ちょうどいい、オラもこの引き籠り生活から卒業したいと思ってたところだ。よし、出発！

  

桂林のサトイモ菓子

おぉ～、風に乗って、凧がグングンと空に上っていく。オラもあの凧みたいに空高く舞い上がりたいな…。「ミィミィ、少し休憩しようぜ。これ、母さんが持たせてくれたイモけんぴ〝芋頭条〟さ。食えよ」。ありがとよ。モグッ…このポリポリした食感、たまらんな。塩気が効いてて酒のつまみにもなりそうだ。「桂林で栽培されるサトイモを使ったおやつで、昔は朝廷への貢物だったらしいよ」。ポリポリ…グッ。「そんなに一度に食べるなよ、はいお茶」。ズズーッ、た、助かった。しかし、塩気の効いたおやつと茶の組み合わせも悪くないな。

天天と食べたイモスティック。お気に入りに認定だ！

～上海ジャピオン２０１４年１月２４日号