日本人が食べやすい餅
日本の昔ながらの伝統食・餅。中国南方でも「糍粑」という名でよく食されており、江南料理店「靓灶大院」では紅糖を使った「紅糖糍粑」(29元)として、多くの客に愛されている。
「糍粑」はモチ米に加え、ジャガイモも原料としており、日本の餅より粘り気があるモチモチとした食感が特徴。貴州省や重慶市、福建省などの食文化に特に馴染みがあるといい、地域によって笹の葉に包んだり、きな粉や黒蜜を掛けたりと様々。また形も丸い団子や長方形のブロック状、平たい楕円状だったり、揚げたものや茹でたもの、あるいは焼いたものだったりと、形状や味付けは地域によって異なる。しかしどの地域でも基本的に、何かの祝い事に招待客をもてなす際に、縁起物として紅糖を入れるのだとか。
日本人でも食べやすい中華餅、接待時のお口直しに食べてみては?
アテンド先はコチラ
店名 靓灶大院(ジンザオダァユァン)
住所 宝山区淞発路918号淞南購物中心
TEL 6618-9777
営業時間 11時~14時、17時~21時
席数 約100席
予算 約100元~
~上海ジャピオン2020年2月21日発行号