俺のジャピコレ Vol.064「伝統小鍋米線」

雲南料理の正統な味 熱々を頬張る幸福感

行列が絶えないお店があると噂に聞いて「雲南小市」にきたで。開店と同時に入店、一番人気の「伝統小鍋米線」(38元)いってみよか。雲南の特色ジュースという「酸角汁」(15元)も一緒に注文。調べてみると「酸角」っちゅうんは「タマリンド」という雲南特産の果物らしい。癖がなく甘酸っぱい味、料理の合間に口を潤すのにピッタリや。

さあ、本命のお出まし。名前が表す通り、可愛らしい小鍋に入ってのご登場や。味の方は…想像より酸味も辛さもマイルド。ニラの風味や肉の旨味、豆板醤の味が複雑に絡まりあって、食べれば食べるほど次の一口が気になる不思議なスープやな。米線はムチムチツルツル、プチッと歯切れがよく、好きな食感や。

外では常に10人近い行列が続いとる。ニューオープンのお店でもないのに、この繁盛っぷりはホンモノやな。俺もこのくらい長く愛されるキャラ作りに精力傾けなあかんな。よし、気合入ったで! 午後からもがんばろ、ぼちぼち…。

 

 

Info

店名 slurp! 雲南小市

住所 茂名北路70号(×昇平街)

TEL 189-1832-8924

営業時間 11時~21時

席数 約25席

予算 25元~

 

 

~上海ジャピオン2024年3月29日

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