マートン女性に怯む
私は考える男マートン。最近、古くから伝承され、深い哲学を持つという華道に興味がある。しかし、華道や生け花、フラワーアレンジメントなど、花を扱う芸術作品は色々あると聞くが、私には違いすらわからん。ならば直接教えを請おうと、フラワーアレンジメント教室へ来てみた。
おお、教室は女性たちでいっぱいだな。男1人で入るには勇気がいる…などと扉の前で悩むうちに3時間、実はもう膀胱がパンパンだ。…我慢できん、小部屋(トイレ)を貸してくれ!
牧場と我慢の哲学
なんと可愛らしい。白地に黒の花模様のタイルが床から壁まで貼られ、まるで花畑のようだ。また、統一されたモノトーンの色調がシャレているが、この比率、ホルスタインの白黒斑のようでもある…待てよ。牛、そして花畑…タレント・田中義剛が経営する「花畑牧場」のことか!
田中義剛は、10代から牧場経営の夢を抱いていたという。開業以降も長年赤字が続いたが、苦難の時を耐え、「生キャラメル」で大ヒットを飛ばした。なるほど、「我慢」は人気につながると。ならば3時間も小水を耐えた私は、超人気者か? 女性の集団も恐れることはない! ありがとう、いい小部屋(トイレ)であった。
~上海ジャピオン2013年10月18日号