恐怖のシャンデリア落下事件
古い老房子に住んでいるレトロ好きの女性社員がいるんだけど、
彼女と電話で雑談していたら突然受話器の向こうでガシャーン!って音が響いたのよ。
いったい何事かと思ったら「ちょっと陳さん、リビングが、リビングが!」
ってわななきわななき叫び出したの。
これはタダゴトじゃないってピンと来たわ。
彼女の住んでいる老房子は、1920年代に建てられた歴史ある建物なの。
この前家に遊びに行ったときも階段がギシギシ鳴っていて、
上海ならではの趣はあったけど、ちょっと老朽化している印象だったわ。
蛍光灯に交換を
重いものは要注意
受話器を置いて、彼女の家に急行すると、リビングには粉々に砕けたシャンデリアの破片が散らばっていたの。
もう大惨事よ。
女性社員たら、その場でぺたりと座り込んで、放心状態になって破片を一つ一つ指でつまんでいたわ。
ちょっと、しっかりしなさいよ!
割れたガラスはホウキで掃いて掃除しないと。
この家、シャンデリアがほかにもあるのね。
老朽化したシャンデリアは、とめ具のネジやクギがゆるんで突然落っこちてくる危険性もあるの。
とくにずっしりした重たそうなものは注意が必要よ。
内装にこだわらないなら、いっそ現代風の蛍光灯に取り替えたらどうかしら。
業者に頼めば、1カ所600元ぐらいでやってくれるみたい。
レトロな趣はなくなるけど、部屋も明るくなって悪くないもんよ。
その後、シャンデリア取り替えたのね。
これで心配もなくなって、一件落着よ。
またゆっくり電話でおしゃべりできるわね。
日系不動産会社から一言
シャンデリアの老朽化具合は、素人の目ではなかなか判断しにくいものです。
ご心配な方は、更新時に不動産会社などに相談してみてはいかがでしょうか。
コメント協力: サンキュウ不動産
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~上海ジャピオン12月11日号より