上海市内の住宅地などにあったコンドームの自販機が、徐々に姿を消している。
市人口計画生育部門では、自販機に替わり、避妊具の無料配布ポイントの設置を進めている。
同部門では1999年以降、市内約3000カ所にコンドームの自販機を設置。
だが、近年は設備の老朽化や、破壊なども目立ち、1台あたり1日平均1個しか売れない状況だった。
そのため同部門では09年から自販機の撤去を進め、
替わりに市内1万9660カ所で、避妊具などの無料配布を行っている。
なお統計によると、00年から09年までに、市では約8588万個の避妊具を無料で配布している。
(9月3日)
~上海ジャピオン9月10日号より