静安別墅で無許可店舗多数 住民から苦情が相次ぎ問題化

 上海市南京西路の住宅街「静安別墅」内で活発に行われている商業活動について、
その安全性に対する懸念や騒音問題などから、住民の間で近ごろ苦情が相次いでいる。
住民は問題が起こってからでは遅いとし、茂北社区委員会に早急な対策を求めている。
 これを受け同委員会が調査した結果、同住宅街にある約80件の店舗の内、
営業許可を取得している店舗はわずか3件だった。
同住宅街の不動産管理会社によると、今年の下半期より店舗を開店するのに、
管理会社を通す必要がなくなったとし、物件の下見に来る人や観光客が後を絶たないという。
 同住宅街は1932年に建てられ、文化財にも指定。
最近では建物をリノベーションし、カフェや雑貨屋、ギャラリーなどが立ち並ぶオシャレスポットになっている。
(12月1日)

~上海ジャピオン12月10日号

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