毎年1万平方メートル拡大へ 万博に向け市内緑化を強化

 市緑化管理局は5月25日(金)、2009年までの3年間で市内緑化率を拡大する「草花景観計画」を明らかにした。
 同計画は、2010年の上海万博に向けて実施するもので、市内緑地を毎年1万平方㍍ずつ拡大することを目指す。
 先駆けとなることしは、対象地域として、浦東空港、虹橋空港、静安寺など10の重点区域と、南京東路、淮海中路、四川北路など10の重点道路を挙げている。年内までに、300万株の植木を用いて約1・3万平方メートルの緑地を増設し、既存の緑地約2・5万平方メートルを整備する予定。
 来年以降は、ことしの緑化地域を基盤とし、さらに市内全域で計画の進行を図る予定。万博会場周辺の緑化も進める。
 同局関係者は、現在市内の緑地分布には、品質や緑化率など、大きな改善の余地があると説明している。
(5月26日)

~上海ジャピオン6月1日発行号より

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