市金山区にある人工ビーチ「金山砂灘」で、7月5日(木)、世界初の海上に浮かぶプールが開放された。
同プールの大きさは、長さ50㍍、幅25㍍、深さ1・5㍍。このほか、深さ0・9㍍の子供用プールや、シャワー、ドリンクバー、休憩所なども設けられている。
プール建造に投じられた費用は総額1500万元。1平方㍍あたり、最大300㌔の重量を積載して浮遊できるように、特殊な浮きを使用している。同時にプールを利用できる人数は、最大1000人。安全性についてのテストも済んでおり、使用寿命は15年となっている。
同日、同ビーチでは、浮遊プールに加えて、釣りが楽しめる新施設も新たにオープンした。また同時に、上海体育場内の旅游集散センターから、市内と金山砂灘を繋ぐ専用バス路線の運行も開始した。このバスは毎日運行する。金山砂灘では、こうしたリニューアルにより、夏の利用客を積極的に呼び込んでいく構え。(7月5日)
~上海ジャピオン7月13日発行号より