水道使用量が今夏最高値 今後市内で水不足の懸念も

上海城投総公司は、7月18日(水)の市の水道使用量が1日656万㌧に上り、今夏の最高値を記録したことを明らかにした。これは、近年の水道使用量の中でも、記録的な数値。同日は梅雨明けにあたり、気温もことし最高となる38・6度を記録した。
 こうした連日の高温による水使用量の増加問題に加え、市は南市浄水場の改築工事による水供給量の減少問題を抱えている。これにより、今後黄浦区、静安区、徐匯区、濾湾区の4区で、一時的な水不足に陥ることが懸念されている。
 市の水道会社では、浄水場の増設や改築によって水の供給能力を高めるほか、水道管の敷設量を増やし、市内全域に水を均等に供給していく構え。
(7月20日)

~上海ジャピオン7月27日発行号より

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