シャンプーに発癌性防腐剤? 中国では添加可能な成分

米特定非営利活動法人消費者権益保護機構「安全化粧品使用運動組織」は
11月1日(火)、米国や中国で販売されている米ジョンソン・エンド・
ジョンソン社製乳児用シャンプーに、発癌性物質ホルムアルデヒドを放出する
「クオタニウム-15」が防腐剤として使用されていることを発表した。
これに対し上海市食品薬品監督管理局は、同成分は中国衛生省が公布した
「化粧品衛生規範」にて添加を許可された防腐剤の1つとし、含有量は
0・2%を超えてはいけないと解説。
また同社の中国支社は、防腐剤を含む全ての成分は安全で、各国・各地域の
習慣に合わせ配合成分を異にするとしている。
これを受け、国家食品薬品監督管理局は、同成分に対する安全検査と
評価策定を実施するとしている。(11月5日)

?~上海ジャピオン11月11日号

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