中国で「光棍デー(独り者デー)」と呼ばれる11月11日(日)、市内では恋人のいない男女を対象にした様々なイベントが開かれた。
上海体育館内のバーでは「乱棍斉発」と題されたパーティが開催され、男女約100人が参加。プラスティック製の〝棍棒〟でお互いに付けた風船を割り合うなどのゲームを楽しんだ。このほか、仮面パーティやダンスパーティなど、男女で楽しむ数々のイベントが、市内のバーやレストランを賑わせた。
また浦東新区婚姻登録センターでは、当日とその直前に、結婚の申し込みが急増。「どうせなら光棍デー前に結婚したい」というカップルが列をなし、旧暦の七夕、バレンタインデーに次ぐ賑わいを見せた。
11月11日は数字の1が4つ並ぶため、恋人のいない男女の日として、近年大きなイベントとなっている。専門家はその背景に、適齢期を過ぎた未婚の男女の増加と、結婚を焦らせるプレッシャーの存在を指摘している。(11月12日)
~上海ジャピオン11月16日発行号より