１月17日（木）午前10時ごろ、浦東新区の金茂ビルから約30㍍離れた場所で取り壊し中だったレストランがガス爆発を起こし、５人が負傷、付近の乗用車やビルの一部が破損した。ケガ人は病院に搬送されたが、うち３人は重態。
　爆発後の火災は、駆けつけた消防隊などによって30分後に鎮火した。事故当時、轟音と地震のような揺れがあり、現場にはガラスやレンガ片が散乱していた。爆発によって飛び散った破片が、周囲の人や物を傷つけたと見られている。
　調べによれば、事故原因となったガス管の破損は人為的なものと見られており、鉄クズとして売却するために侵入者によって取り去られていた可能性も指摘されている。（１月18日）

～上海ジャピオン1月25日発行号より