CCTVが賞味期限偽造放映  マクドナルドやカルフールも

「世界消費者権利の日」である3月15日(木)、中国中央電視台
(CCTV)が放映した特別番組「315晩会」の中で、マクド
ナルドや大型スーパー「カルフール(家楽福)」などにおいて、
商品の賞味期限を偽造する様子が暴露され、物議を醸している。
同番組は、最高人民法院など15部門が主催し、20余りのルートから
記者が全国10数カ所に分かれて潜入調査を行ったもの。
番組で紹介されたマクドナルドの北京三里屯店では、肉加工品の
賞味期限切れを示すアラームが鳴った後も、店員は廃棄せず再度
アラームをセットしたり、パイの包みに書かれた賞味期限を書き
換えたりする行為が見られた。
また、河南省鄭州市のカルフールでは、賞味期限切れが近づいた
肉製品を再包装し、日付を改ざんして販売していた。
一連の騒ぎに対し、上海市内のマクドナルド各店の利用客の反応は
様々で、「厳しく糾弾するべき」、「偽造を疑いだしたらキリが
ないので、気にしなければOK」と賛否相半ばしている。
(3月16日)

?~上海ジャピオン03月23日号

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