眠れない、車が汚れる 春節の爆竹に不満の声も

 春節の伝統として鳴らされる爆竹について、一部市民から苦情の声があがっている。
 苦情で特に多いのが、老人や病人が眠れない、赤ん坊が泣き出す、などの騒音被害。また自家用車が爆竹の燃えカスで汚れる、などのゴミ問題も指摘されている。市内ペット病院では、ペットの食欲不振など、爆音の影響と見られる症状の報告も相次いだ。
 市内では、旧暦の元旦を迎える2月7日(木)や、旧正月5日目の「初五」にあたる2月11日(月)を迎える深夜に、特に盛大な爆竹が鳴らされた。しかし、禁止地区で鳴らすなど法律の制限を無視した行為も後を絶たず、市の関連部門に爆竹の監督強化を求める声も高まっている。(2月12日)

~上海ジャピオン2月15日発行号より

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