上海市浦東新区金橋鎮の金明村にあった、木の上に建てられた家「ツリー
ハウス」が、村全体の立ち退きに伴い、4月13日(金)、取り壊された。
同家は、今年66歳になる地元の男性が、高さ約8㍍、幹外径約15㍍の楠の
木上に、総工費8000元、10カ月をかけ建築。
2005年8月に完成し、家の高さは約3㍍、広さは約14平方㍍で、室内
にはベッドやトイレ、浴槽、テレビなどを配置していた。
市民からは、環境保護や自然との融合を体現しており、保存すべきという
声も上がっていたが、違法建築物ということもあり、撤去された。
(4月14日)
~上海ジャピオン04月20日号