振られた腹いせに爆弾送付 小包爆弾内には大量の鋼球も

上海市浦東新区検察院は、この度、昨年12月に同区に住む元恋人の女性の
家へ、自作の爆発物をバイク便で送りつけた、1970年代生まれの男を、
爆発物破裂罪で起訴した。爆発物は、女性の家族が発見し、通報を受けた
市消防局爆発物処理班により処理され、大事には至らなかった。
男と被害者の女性は、知り合った当時は共に既婚者だったが、女性が離婚し、
浦東新区で同棲を開始。
男も離婚をしたが、2人の関係は次第に悪化して別れ、昨年10月に男が再度
連絡を取った際に、女性に冷たくされ、別れの報復として犯行を計画していた。
なお爆発物は、蓋を開けた瞬間に爆発する構造だったが、装置の一部が脱落し
不発。
また、内部には大量の鋼鉄球を設置し、爆発すると半径30~40㍍に飛散し、
被害を与える仕組みになっていた。
(4月13日)

~上海ジャピオン04月20日号

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