ネット上で、近頃、上海や北京など都市部のＡＴＭで、引き出し時に偽札を
含んだ紙幣が出金されたという書き込みが、多く寄せられている。
これに対し上海市の商業銀行は、６月５日（火）、ＡＴＭから引き出される
紙幣記番号を記録するシステムを近日中に導入することを明らかにした。
中国人民銀行（中央銀行）は、すでに全国各銀行に対し、紙幣記番号を記録
するよう要求。
市内各銀行では、ＡＴＭで偽札を保有する可能性はないとし、紙幣記番号を
控えることで、紙幣を出金したＡＴＭを特定できるとする。
（６月６日）

～上海ジャピオン２０１２年６月１５日号