文房具の安全性に関する中国初の国家基準が4月1日(火)より施行される。これに伴い、市も文房具の検査・取り締まりに力を入れ、刑事罰の適用も含めて対処していく構え。
この新基準の施行に伴い、販売業者からは、基準に達しない製品を一斉に排除するのは難しいとの声もあがっている。市質量監督部門では、施行2カ月後に大々的な検査を行うことを明らかにしている。
市では昨年6月、修正液の製品検査の結果、45・45%が市の安全基準を満たないことが発表されている。大きな問題となったのは、ベンゼンや塩素など有害物質の高い含有率で、他の文房具でもこうした有害物質の含有が問題視されている。(3月31日)
~上海ジャピオン4月4日発行号より