市内小中学で京劇授業 新教育過程がスタート

 市内20の小中学校で4月21日(月)、授業に京劇を本格的に取り入れる試みが初めて実施された。中国教育部がことしから上海など10の省市で試験的に実施するよう定めた「義務教育音楽カリキュラム基準」に沿ったもの。
 京劇の授業は、音楽クラスの一部として行われる。内容には、京劇における歌唱の学習のほか、京劇専門家による指導や、実際の京劇鑑賞などが盛り込まれている。なお、市では1996年からすでに、義務教育に京劇、越劇などを取り入れており、新カリキュラム導入もスムーズに進むと見られている。
 京劇の授業が行われたのは、徐匯区の建襄小学校、静安区の万航渡路小学校、長寧区の新古北中学校など。(4月22日)

~上海ジャピオン4月25日発行号より

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