上海市青浦区で、８月下旬に行われた、子ども向け教室「閔行新雨教育訓練
センター」による右脳開発訓練クラスに参加した子どもの保護者が、８月25日
（土）、宣伝内容に虚偽があったとして警察に通報した。
同教室は、クラスに参加し訓練することで、文字を見ずに本を読め、トランプ
の数字を透視できるなどと宣伝。学費は10日間で約11万元と高額だったが、
指導内容は、トランプの数字を盗み見るといった、小手先の技術の習得法だった。
これを受け、関係部門は調査を開始。今回同教室は、登録地以外で違法にクラス
を開講したとして、講義の禁止を通達した上で、さらに調べを進めている。
（８月28日）

～上海ジャピオン２０１２年８月３１日号