歴史建築物を一般開放 3回目となる文化遺産デー

 6月14日(土)の「文化遺産デー」にちなみ、同日と15日(日)の2日間、市内で文化遺産に指定されている歴史的建築物が無料公開され、1日あたり約1万8000人が訪れる賑わいを見せた。
 公開されたのは、東平路にある蒋介石・宋美齢夫妻の故居「愛廬」などを含む全90カ所。静安区では、董家の住居など21の文化景観を巡るコースも登場した。このほか、瀘湾区でも文化遺産を巡る観光バスが運行するなど、各区それぞれで趣向を凝らした取り組みが行われた。
 中国政府は、文化遺産に対する理解とその保護を呼びかける目的で、2006年より毎年6月の第2土曜日を「文化遺産デー」と制定。3回目を迎えた今回は、各施設を無料開放したほか、各地で120を超える文化イベントを開催した。(6月15日)

~上海ジャピオン6月20日発行号より

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