9号線の書籍貸出サービス 回収率50%という状況に

 軌道交通9号線で8月27日から始まった書籍の無料貸し出しサービスで、これまでの返却率が50%程度であることが分かった。この事態を受け、地鉄運営公司は9月2日(火)、今後もサービスを継続していきたい考えを示した上で、利用者に対して書籍を所定の場所に返却するよう強く呼びかけた。
 本の返却は、9号線各駅に設けられた回収箱に投函する仕組み。返却率が低い理由について関係者は、9号線のみで利用できることや、駅外への持ち出し禁止の認知度の低さが原因と見ている。当面はポスターを貼り出すなどの対策をとるが、この返却率が続くようであれば、サービスの継続は難しいとの見方も示した。
(9月3日)

~上海ジャピオン9月12日発行号より

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