市長江トンネル工事関係者は、浦東と崇明島を結ぶ直径世界最大の海底トンネル「長江隧橋」が、9月5日(金)に双方向貫通したことを明らかにした。
全長は25・5㌔。工事には、直径15・43㍍の世界最大の盾型シールド掘削機が投入された。また、その掘削機を使って、1度に掘り進んだ距離は7・5㌔に達し、世界最長の掘削距離を記録した。
2010年の上海万博までには、同トンネルを通る地下鉄9号線と高速道路が開通予定で、開通後は浦東から崇明まで、車で20分強で行くことが可能となる。
(9月5日)
~上海ジャピオン9月12日発行号より