老舗「曹安市場」の最後の1日  各店は近隣市場へ転居も

上海市普陀区にある、食品卸売市場「曹安市場」が、
3月1日(金)、21年の歴史に幕を閉じた。
最終営業日となった2月28日(木)には、
最後の叩き売りを目当てに市民が大勢詰めかけ、盛況となった。
青果を販売する店舗では、
トラックから商品を下ろす間もなく飛ぶように売れてゆき、
肉類を販売するエリアでは、
夕方から閉店する店もあった。
また、これを機に市から撤退する店もあり、
店主同士が、別れを惜しむ光景も見られた。
同市場の南側に位置する「梅川農産品市場」では、
賃貸料が値上げされたが、
200以上の販売ブースが賃貸されるなど、
同市場からの転入が進んでいる。
(3月1日)

~上海ジャピオン2013年3月8日号

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