梅雨明け例年より10日早く  7月初35度超え猛暑日続く

上海市中心気象台は6月30日(日)、市の梅雨明けを発表した。今年の梅雨季は、6月7日(金)~23日(日)で、例年に比べ、梅雨入り、梅雨明けともに10日ほど早かった。一方、期間は例年並みだった。

同局によると、市における今年の降水総量は少なく、徐家匯観測地点で185・5㍉と、例年の242・0㍉を大きく下回った。また梅雨明けに伴って、亜熱帯高気圧が増強し、気温が上昇。7月1日(月)に徐家匯で34・5度を記録し、同局天気予報サイトでは、今後、35度を超える「猛暑日」が5日以上続き、高温警報のオレンジ・黄色警報を発令する可能性を示唆する。

なお、7~9月にかけ、台風の発生頻度も増加する見込み。現在、台風6号が南シナ海を西北西方向に進んでおり、気圧の変化による暴雨や雷雨、竜巻などへの対策が求められる。(7月1日)

~上海ジャピオン2013年7月5日号

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