「第5回魯迅青少年文学賞」の受賞式典が、7月13日(土)、上海市黄浦区にある上海図書館で行われた。式典では、浙江省紹興市の魯迅中学校に通う高校生が大賞を受賞し、文学創作賞として1万元が授与された。
同賞は、中国の作家「魯迅」の子孫が始めたもので、「上海魯迅文化発展センター」や「上海教育報刊総社」の共催。今回は国内外の青少年約100万人が参加、優秀者5000人が準決勝を競い、決勝は中国の詩人「芒克」の作品『太陽の中のヒマワリ』をテーマに行われた。
同大会の責任者の1人で、中国作家協会副会長の葉氏によると、今年の応募作品は、例年に比べてレベルが高いという。大賞受賞者は、テーマ作品に魯迅の精神を見出しており、見事受賞を果たした。魯迅と出身を同じくする紹興市の学生の受賞は初めて。(7月14日)
~上海ジャピオン2013年7月19日号