上海市鉄道局によると、7月21日(日)、上海市を含む長江デルタ地帯における鉄道利用者数が125万人に達し、夏季ピークを迎えたことがわかった。1日(月)からの累計鉄道利用客数は2423万8000人、昨年同期比386万7000人増で、過去最高を記録した。
同局は、夏季ピークに合わせダイヤを調整し、上海虹橋―長沙南、南京南―長沙南、寧波東―北京南など85本を増便。そのほか上海や合肥、杭州、寧波、温州など沿海路線に、時速300㌔のG列車を初めて投入し、時間短縮を図った。また、現在満席状態の「滬寧高速鉄道」では、8月より上海―九江市、南京―張家口などを16本増便する。
同局によると、1日当たりの鉄道利用客数は121万人を超え、ダイヤ改正前と比べ1日30万人増。鉄道利用者の多くは休暇中の学生や教師とその家族で、鉄道を利用した観光へ出かけているものとみられる。(7月22日)
~上海ジャピオン2013年7月26日号