台風で上海発の鉄道が運休  上海へ上陸する可能性なし

上海市閘北区にある上海火車駅は、8月18日(日)、広東省に上陸した台風11号「ウトア」の影響で、「上海―広州」(T99)と「上海―海口」(K511)、「広州―南京」(K528)の一部運休を発表した。

同日、上海、上海南、上海虹橋の3つの駅の指定窓口では、同3路線のチケット払い戻しを実施した。広東省では水害が大きく、数日中にさらに多くの路線の運休を予想。また8月末頃には、夏休みを終えた学生が鉄道を利用して上海へ戻るピークを迎えるため、台風の影響が懸念される。

なお、今後2つの台風が上海に上陸するとの情報がネットで出回っているのに対し、市中心気象台は、現在、東シナ海に停滞する熱帯低気圧、中国台湾付近で発生した熱帯低気圧が、市に直接的な影響を及ぼすことはないとしている。

市では同日、連続15日間に渡る猛暑日が終息を迎え、徐家匯で最高気温が31・9度まで下がった。(8月19日)

~上海ジャピオン2013年8月23日号

 

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