今年の7月22日(水)の皆既日食を前に、上海天文台の関係者から、皆既日食が起こる5分間は交通事故を回避するため、車輌の運行を停止した方が良いとの意見が上がっている。
月が太陽を完全に覆って真っ暗になるのは、同日午前9時36分44秒から41分49秒の約5分間で、ちょうど通勤ラッシュにあたる。
専門家は街灯をつけるだけでなく、バスを含む全ての車輌の運行を停止した上で、乗客と共に貴重な皆既日食を観測しようと提唱している。
その際、皆既日食を肉眼で直接見ると、網膜を傷つける可能性があるため、遮光効果の高いサングラスを着用するよう注意を促している。
なお、?山天文台では、皆既日食に向け、月湖公園と合同で5000人を収容できる大型観測地点を建設中だという。
(3月25日)
~上海ジャピオン4月3日 発行号より