上海吉祥航空有限公司は5月22日(木)、上海虹橋空港発、新疆ウイグル自治区ウルムチ市行きの2便を、爆発物搭載の疑いで緊急着陸させた。
同日、吉祥航空1255便が甘粛省蘭州市の上空を通過中、機内にいた1人の旅客が客室乗務員に「爆発物が荷物に入っているかもしれない」とのメモを手渡した。乗務員は直ちに航空管制に連絡、同機は蘭州中川空港に緊急着陸し、旅客を全員降ろして検査を行った。
同旅客によると、同乗予定だった知人が荷物を預けた後、別の便に搭乗したという。そのため、南京上空を飛行中の同機も安全のため南京禄口国際空港に着陸。両機から爆発物は発見されなかった。(5月23日)
~上海ジャピオン2014年5月30日号