上海の子どもに稀病 世界で200例

上海市浦東新区の上海国際医療中心で8月25日(月)、染色体異常の1つである「猫鳴き症候群」を患う11歳の児童への診察が行われた。
診察に当たった医師は、同症候群を患った場合、出生後1年以内に死亡することが多いため、11歳の患者は珍しいという。しかしながら現時点で治療法がなく、病状の改善を待つのみと示した。児童は現在10字程度の言葉しか話せず、また自力での排泄が困難だという。
同症候群は、出生時にネコのような甲高い声を発し、重度の知的障害や成長不全などの症状を招く先天性障害。珍しい病で、世界での症例は約200件とされる。(8月26日)

~上海ジャピオン2014年8月29日号

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