中国台湾の違法廃油 市のイベントで不使用

中国台湾・高雄市の食品会社「強冠」が、廃油を使用した食用油を違法に流通させていた問題を受け、台北士林観光発展協会は9月12日(金)、上海市普陀区のモール「百聯中環購物広場」で行われている「士林カーニバル」では、原材料を中国本土で調達していることを明らかにした。
同社は廃油にラードを合わせ、食用油として再利用、1200社以上の食品に利用されていた。市では最近、同地の美食イベントを続けて開催。5日(金)~28日(日)は同モールで、また今後浦東新区でも予定され、関係者は食品薬品監督管理部門との連携を強めることを約束した。
なお同地の当局は13日(土)、同社会長を詐欺及び食品取締法違反の疑いで拘束した。
(9月13日)

~上海ジャピオン2014年9月19日号

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