上海市の旅行社「上海雄獅旅行社」によると、近頃、中国台湾行きビザの申請が殺到し、処理が追いつかない状態であることがわかった。
春節を迎えるに当たり、中国本土から台湾への旅行者が増加。関係者の話では、1月15日(木)・16日(金)の2日間の申請者数は、過去10年で最多かつ予定数の5倍を超える6万1000件余りとなった。すでに3月まで順番待ちの状態で、ビザが取れず春節の予定に影響が出ている人も多いため、旅行社はピークを避けた日程を提案している。
これに対し台湾移民署は、状況緩和のため今年から料金を上乗せすることで手続きを迅速化するサービスを開始した。(1月24日)
~上海ジャピオン2015年1月30日号