上海空港グループは近日、浦東・虹橋両空港における駐車場の使用料金を、２月13日（金）より改定することを発表した。

両空港の駐車料金は、これまで１日当たり一律最大50元。今回の料金改定により、浦東空港Ｐ１・Ｐ２、虹橋空港Ｔ２に駐車する場合の料金は、最高で１日目が60元、２日目は80元、３日目は１１０元。１週間で累計６９０元に達する。

しかしながら長期休暇の際、24時間以上に渡り駐車する車両が増加、スペースを圧迫していた。今回の料金改定は、連続して長時間駐車する車両に対する使用料金の引き上げを実施することで、空港施設の回転と公共交通の利用促進を狙ったもの。

また同日、ドイツ・フォルクスワーゲン社製の「ゴルフ・トゥーラン」が、大手タクシー「大衆」で20台、「海博」では50台の運用開始。一般に〝万博タクシー〟と呼ばれるミニバンタイプの車両と同型で、「大衆」は年内に１２００台を導入する予定。（２月14日）

～上海ジャピオン２０１５年２月２７日発行号