上海市を含む国内11の省と地域では、近日「2015年地域別最低賃金」を発表。これによると、市の月別最低賃金は、全体の2位に当たる2020元であることがわかった。
市の最低賃金は、昨年の1820元から200元上昇。1位は深セン市の2030元で、3位に1895元の広東省、5位に1720元の北京市が続いた。このうち上海市と北京市では、給与から個人が納める社会保険費や住宅積立金を除いた手取り額が、他地域と比較すると高かった。
なお、市の平均月給額は年々上昇しており、昨年は前年より415元増の5451元だった。(4月3日)
~上海ジャピオン2015年4月10日号